SV19:つよいでっきよわいでっきそんなのひとのかって
ふと、つよいデッキってなんだろうと思ったので、少し掘り下げてみます。
*この記事に記載されている内容は、個人の感想であり、実際のデッキの強さはまた別の物として考えていただけると幸いです。
さて、まずなんで“強いデッキ”がどのようなものであるかを考えようと思ったのか。
ひとつは先日、記事にもしたアグロエルフが何故勝てるのかという点。もうひとつは、ヘイトを稼ぎやすい超越ウィッチや冥府エルフの存在。過剰なストレス、ナーフを叫ばれるエイラの存在があり、でもそれぞれ強さって違うなーと思ったためになります。
強さの種類
ひとくちに強いといっても様々種類があるかと思います。
よく言われるのはTierという形で表されるデッキリスト。
ここではざっくりと以下のようなものを強いとしたいと思います。
- (カードパワーが高く)強い
- (プレイが簡単で)強い
- (プレイングが上手いから)強い
- (環境にマッチしているから)強い
- (事故率が低いため)強い
などがさくっとあがる範囲。もちろん、それぞれは重複します。
1. カードパワーが高く強い
これは例えば、(現環境ではあまり見ませんが)ランプドラゴン。
今でこそ、舞踏や終盤以降の戦いが厳しい(超越、冥府、セラフ)ことから、衰退している部分もありますが、やはり相手が低PPの間にカードパワーを押し付けていけるカード群、デッキ群がここにあたるでしょう。
もちろん冥府の出たターンから6点(ライフ全体の約1/3!!)を削るカードパワー
7/7を立たせつつエクストラターンを用いたOTKの超越ウィッチもこれですよね、マジで。
2. プレイが簡単で強い
いわゆるアグロデッキはチンパンや猿でも使えるといわれることもあります(正直、私はそう思いませんが・・・)。
たしかに、相手に処理を押し付けこちらは顔面をぶん殴るという勝ち筋はお前ゴリラか?と聞きたくなる部分はありますが・・・。
また、プレイ時間が短い≠簡単なデッキではないと思っています。
ただまぁプレイ時間が短い≒試行回数を稼ぎやすい≒5割、勝てれば上にいけるですけど
*アグロデッキ好きの熱い反論
こういったデッキ群の強さは一重にやるべきことがスッキリしていること。
そういった意味ではもっともシンプルなのはセラフだと考えています。
つまり盤面を制圧しつつ、窮地に追い込まれたらテミスでリセット、回復に回復を重ねてリーサルを遠ざける。そして、相手の体力を一切削らなくていいというのもポイント。
オーディンや変成などで対策はされますが、もうそれはそれという感じ。
3. プレイングが上手いから強い
ここに入るのは、冥府エルフが筆頭になるかと思います(超越ウィッチもかな)。
もともと、OP気味なデッキではありますが、そこにプレイングが入ることによって、環境優位に立ち続けているデッキではないでしょうか。
小耳に挟んだ話ですが、やはりMaster帯の冥府エルフとそれ未満の冥府エルフではプレイングから違うという話もあります。
アグロのプレイングが難しいとは言いませんが、簡単でもないのではと考えています。
つまり、どのルートで勝利するか(顔を殴るのは固定ですけどね)をしっかり考え、ゲーム展開を整理しつつ、優位を取り続けなければ勝てないデッキですから・・・。
4. 環境にマッチしているから強い
先日、書いたアグロエルフはまさにここだと思います。
環境に多い冥府エルフ、超越ウィッチ、疾走ビショップに対する明確な回答を持ちます。
- リザによるダメージカードの無効(森の意志、エンバレ、その他ウィッチの除去)
- 5Tの大量展開前に削りきれる速攻火力(獣姫→隼のムーブ)
主要な点は以上の2つ。
逆にこういった点・・・除去を回避し得ない、5Tの大量展開を返せないデッキはある意味で環境にマッチしていないといえるのかも知れません。
この環境にマッチするというのは、メタ的な視点からの環境推測、流行カードをしっかり理解することが必要になる強さでしょう(私はコピーデッキの中から選んでますけど)。
5. 事故率が低いから強い
明らかにミッドレンジロイヤル。序盤中盤終盤と隙がねぇ!
最近のミッドのリスト見ていてもSTDカードばかりで、いかに隙がなく、完成されているデッキなのか・・・。
ネクロも割とここに入ると思います。ほんと苦手。
終わりに
と、なんだかんだ言ってきましたけど、勝ちたければまずはプレイングを磨けって話なんですよ!
マスターの人のデッキを使ったって勝てませんよ(経験済み)!
環境的に強いデッキ使ったって勝てませんよ(疾走ビショ使えない)!
だってなんでこのカードはいってんだろってカードは実戦でもどこで使ったらいいかわかんねぇもん!
おそまつさまでした。どっとはらい。