感01:The Greatest Showmanを観てきた *ネタバレ有
昨日、公開されたThe Greatest Showmanを観てきました。
とても良い映画だったので感想を書きます。
ネタバレも含まれるためネタバレを嫌う人は読まないでください。
「人類の祝祭」である。
この言葉にこの映画の伝えたいことは詰まっているでしょう。
最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ
これもまたこの映画の根底に流れるメッセージであると感じます。
さて、この映画は評論家による評価では酷い結果を出しています。
The Greatest Showman (2017) - Rotten Tomatoes
これね。プロは55%しかイイネって言ってないのに、観客は89%がイイネって言ってんの。
どゆこと?ってこゆこと。
掘り下げが少ない
先が読める
ドラマシーンはお、おうって感じ。
そりゃー映画としてはダメなんだよ。映画としては。
ただね?予定調和でハッピーエンド。
素晴らしい歌とダンスを楽しめればいいじゃないですか。
私は小難しい社会派映画とかよくわかりません。気になるテーマのものであれば観ますけど。
伏線ガーとか、観た後にあのアレはなんだったんだろうとかどうでもいいんですよ。
なによりミュージカルシーンが最高。
だってミュージカル映画だもん。
なんでこの人たち歌ってるの?って思ったらダメだよ。ミュージカル映画だもん。
フィリップとアンのたった二人のミュージカルシーン、絶望のバートンの元へ駆けつけたメンバーによるミュージカル
もちろん他にも。冒頭からいきなりミュージカルだ。
ミュージカルが始まる。テンションが上がる。
ミュージカルが終わる。一息つく。
ドラマシーンでは次のミュージカルの主題が説明される。
あぁ!やっぱりこうなった!そしてミュージカルが最高だ!!
これをひたすら繰り返す。
音楽もとてもいい。かっこいい。
サントラが欲しい。
観終わるとハッピーになっている。
だってステキな音楽とダンスがあって予定調和にハッピーエンドだ。どんでん返しを期待して観ていない。
この熱が下がらないうちに記事を書きたかった。
頭の中では劇中歌が流れている。
This is me
これが私だ。そう思って生きていたい。
プロが文句をつけようとそれを楽しめるならそれでいいんだ。それこそが芸術で幸せで本物だ。
もうちょっと論旨をまとめて冷静に書きたかったけど、無理だった。
ドラマを目的として観るのでなく、是非、ミュージカル映画として観ていただきたい。そんな映画でした。